光が注ぎ込む天空の窓
都会の静寂、湯屋

OMO7 大阪(湯屋)

大阪新今宮駅前に立地するホテルOMO7大阪。一つとして垂直な面も平行な面も無い面から構成された八面体の湯屋を計画しました。
八面体の天空には、ポッカリ空いた正方形の窓。
四角い天窓からは、目で自然の空の移り変わりを感じ、肌で自然の風を感じ、耳で新今宮駅からの雑踏を感じることができます。
都会に位置するこの場所ならではの不思議な体験ができます。

所在地 大阪市浪速区
期間 設計期間 2017.06-2019.05
施工期間 2019.06-2021.11
用途 ホテル
構造規模 RC造

複雑に構成された壁が天空を正方形に切り取り、青い空と雲が絵画のように浮かびます。

夜になると蒼い闇が天空に現れ、白い壁の陰影が幻想的な内部空間を創り出します。

市松でタイルを貼り分けた洗い場は、浴室の静とは一転して違う雰囲気を演出しています(左)。明るい基調で構成した脱衣室(右)。

湯屋とみやぐりん(庭園)を繋ぐエントランス。

みやぐりん(庭園)から見た湯屋。湯屋棟の独特な形体が、ホテル全体のアクセントとなるように計画しています。

基本構想:日本設計+東 環境・建築研究所
設計監理:日本設計
内装デザイン:東 環境・建築研究所
湯屋デザイン:岩田尚樹建築研究所(@HAUS) ✳︎@HAUSのメンバーとして参画
ランドスケープデザイン:オンサイト計画設計事務所

photo:Atsushi Nakamichi (Nacasa & Partners)

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