広大な庭を望む最上階の特別室を改修しました。
青森らしさを感じる「ねぶた障子」や「ヒバ材」を要所に用い、格子やデザイン障子、間接照明などで非日常を感じる空間となるようにデザインしました。
所在地 | 青森県 |
---|---|
期間 | 設計期間 2014.08 - 2014.11 施工期間 2014.11 - 2015.04 |
用途 | 旅館 客室 |
構造規模 | RC造(改修) |
広大な庭を望む最上階の特別室を改修しました。
青森らしさを感じる「ねぶた障子」や「ヒバ材」を要所に用い、格子やデザイン障子、間接照明などで非日常を感じる空間となるようにデザインしました。
所在地 | 青森県 |
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期間 | 設計期間 2014.08 - 2014.11 施工期間 2014.11 - 2015.04 |
用途 | 旅館 客室 |
構造規模 | RC造(改修) |
ゆったりと座れる1人掛けソファ4つが、自然の形状をそのまま活かしたヒバの切り株を加工したテーブルを囲みます。壁には、ねぶた師に制作頂いたねぶた障子をはめ込んで、照明で浮き上がらせ、この部屋を彩るアクセントとしました。
リビングスペースと通路の仕切りは、光を通し、視線をゆるやかに切る格子壁とし、脚元を間接照明で演出。照明には段差に対して注意を促す効果もあります。また、リビング側の天井面にも格子壁と連続した意匠を施し、木に囲まれた落ち着きのあるくつろぎスペースとしました。
リビングスペースの隣に寝室を配置し、仕切りとなる障子を和風になり過ぎず、軽快な印象となるようにデザインしました。ベッドの枕元にも、ねぶた障子を組み込み、ゲストに楽しんでもらえるような工夫を随所に施しています。
床、壁、天井、浴槽の全てをヒバ材で仕上げた半露天風呂。目前の広大な眺めを独り占めして、ゆったりと脚を伸ばしてお湯に浸かることができます。
他から覗かれる心配がないため、明るく開放的で気持ちの良い浴室と洗面脱衣室になりました。
岩田尚樹建築研究所(@HAUS) ✳︎@HAUSのメンバーとして参画